2014年12月18日木曜日

佐川美術館 寒露茶会 tea ceremony at Sagawa Art Museum


滋賀県守山市にある佐川美術館は京都駅から一時間弱。佐川急便の経営です。

こちらは楽家当代の楽吉左衛門さんが設計したモダンな茶室があります。

楽家は千家十職で茶道と縁が深い。

もともとは瓦職人さんで利休に頼まれて茶碗を作ったのが始まりとか。

今回は抽選になっていた寒蘆茶会に当たったので行ってきました!

楽茶碗は轆轤(ろくろ)をつかわず手とヘラで形を作っていく "てづくね" が特徴の焼き物。

当代の吉左衛門さんはとても現代的な力強い作品を作ってる方。

この日は水差し、蓋置、から掛物まですべて吉左衛門さん作。

私は子供の頃から茶道をしていながらこのようなモダンな茶会は初めてで、
とても刺激的で面白かったです。

撮影禁止でしたのでお見せできないのが残念!!
 
下の写真の葦(よし)の奥が茶室です。水面と同じ高さに座るよう設計されています。
 
確かに水の上に浮かぶ茶室でお茶を頂いてるかのようでした。
 
そしてお菓子は私の大好きな京都の聚洸さんのものでした。
 
あぁやっぱり美味しい!!
 
吉左衛門さんと萩焼の当15代の坂倉新兵衛さんは仲良しだそうで
 
楽焼きを萩焼の新兵衛さんが、萩焼を吉左衛門さんが作陶するという
 
面白い展覧会も開催されていました。2015年 3/29まで
 


下の写真は佐藤忠良作のブロンズ像 えぞ鹿です。
すみません…見えにくいですね。
夕暮れ時の水面に映った姿が美しい。


 

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